Blackboard Instructorアプリに対してサイト越えトラッキングを許可するiOSの設定
Blackboard Instructorアプリv4.11のリリースに伴い、アプリにサイト越えトラッキングを許可するための新しいiOS設定が作成されました。iOSデバイス上のアプリからLTIツールリンクにアクセスする際、この設定が必要となる場合があります。
iOSデバイスで"サイト越えトラッキングを許可する"設定が利用可能になる前は、Blackboard InstructorアプリのユーザがLTIツールリンクにアクセスすると、サードパーティセッションのCookieエラーが発生する場合がありました。
これらのサードパーティセッションCookieエラーは、AndroidデバイスでアプリからLTIツールリンクにアクセスする際には発生していません。
Blackboard Instructorアプリに対して"サイト越えトラッキングを許可する"設定を有効にするには、次の手順に従ってください。
- iOSデバイス上のBlackboard Instructorアプリをv4.11に更新します
- アプリを起動して、"サイト越えトラッキングを許可"オプションをiOS設定メニューに追加します
- アプリを閉じ、設定を有効にします
- [設定と教員]に移動して、設定を有効にします
この情報は、Behind the Blackboardの記事番号000076036にも記載されています。
ダウンロード、印刷、エクスポートのオプションが課題の提出物ファイルで機能しない
現時点では、Blackboard Instructorアプリでは課題ファイルまたは注釈のダウンロードおよび印刷機能をサポートしていません。ユーザが[ダウンロード]アイコンをタップしても、何も動作しません。ユーザがメニューから[印刷]を選択しても、ファイルまたはその注釈は正常に印刷されません。[エクスポート]オプションにはアクセスできますが、想定どおりには機能しません。
Ultraコースの連絡事項のプッシュ通知をシステムレベルで有効にする必要がある
ほとんどの場合、連絡事項のプッシュ通知はシステムレベルでオンになっています。現時点では、Blackboard LearnのアプリまたはWebビューでユーザが連絡事項のプッシュ通知をオンまたはオフにできる設定はありません。ユーザがUltraコースの連絡事項のプッシュ通知を受信していない場合は、管理パネルでシステムのデフォルト通知設定を「オン」または「常にオン」に設定してください。現時点では、ユーザはオプトアウトすることができません。デフォルトの通知設定の詳細。
Force to WebログインがActivity Aaccumulatorテーブルで実際より多くカウントされる
Mobile B2がForce to Web認証で設定されている場合、モバイルアプリユーザがiOSまたはAndroidにログインするたびに、Blackboard LearnデータベースのActivity AccumulatorテーブルにMobile Login Attemptが複数回記録されます。これは、BlackboardアプリとBlackboard Instructorアプリの両方からのログインに当てはまります。以下の表は、モバイル使用アクティビティの統計がログインごとにどのように割り増しされているかを示しています。
Learnバージョン |
Blackboardアプリ iOS |
Blackboard Instructorアプリ iOS |
Blackboardアプリ Android |
Blackboard Instructorアプリ Android |
---|---|---|---|---|
Enterprise/Classic | 2回 | 2回 | 3回 | 3回 |
SaaS | 2回 | 2回 | 1回 | 1回 |
Blackboard InstructorがSession Fingerprintに対応していない
Blackboard Learn SaaS 3500.7+で解決しました
Blackboard Instructorアプリは、指紋が変更されたときに新しいセッションを作成するSession Fingerprint設定に対応していません。ネイティブUIでサポートされていない複数のコンテンツタイプは、アプリ内ブラウザ (Webビュー) で読み込まれ、ネイティブアプリビューとは異なるユーザエージェントを使用します。Webビューリクエストのトラフィックは、ネイティブリクエストのようにmBaaSリレーを経由しないため、リモートIPアドレスとユーザエージェントが変更されます。そのため、ユーザエージェントとIPアドレスはWebビューワークフローで変更される必要があり、Session Fingerprint変更時に新しいセッションを作成しようとすると、Webビューアプリ内ブラウザでセッションエラーが起こります。
*新製品および将来の製品アップグレード、更新、機能強化を含む当社の開発の取り組みに関する声明は、現時点での当社の意図を表明しています。ただし、事前の通告なしに、変更、遅延、中止される場合があります。また、このような製品、アップグレード、更新または機能性の利用可能性は、実際に一般のお客様が利用できるようになるまで何ら保証されません。